ニュースレター(2)[坂路接骨院]東岩槻駅徒歩5分

坂路接骨院

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

ゆい通信002号

筋肉のポンプ作用   似顔絵(孝夫).jpg

ふいごイメージ前回は筋肉がいかに体の血液循環に貢献しているかを書きました。毎秒毎秒血液を介して身体中に酸素と栄養分を運び、二酸化炭素などを持ち帰り、いつも体の活力を維持してくれています。
 今回はもう少し具体的に筋肉のポンプ作用についてみていきましょう。このポンプの力はもちろん筋肉の収縮力から来ます。ポンプ作用に使われる筋肉は基本的には三角形の形をしています。まず「ふいご」を思い出してください。ふいごといってもわからない方もいるかと思います。左図のように取っ手のついた2枚の板と皮製の蛇腹と風の吹き出すノズルで出来ています。
ふいごイラスト手で2枚の板を押し付けるとその中にあった空気はノズルを通って勢い良く外に飛び出します。形の上ではこのふいごと筋肉は同じです。板が筋肉、板を押し付ける力が筋肉の収縮力です。ただ違うのは、筋肉はふいごのノズルにあたるところが閉じていることです。


筋肉イラストこれにより筋肉が収縮すると中にある血液は、ふいごのノズルと反対の方向つまり二等辺三角形の底辺の方向に押し上げられるわけです。体の筋肉を見ていきますと、循環に関与する筋肉は必ず三角形をしております。かつまた必ず心臓のほうに三角形が開いた形になっています。
三角形の筋肉イラストですから、ふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)や太ももの後ろの筋肉のハムストリングは三角形の底辺が上を向いており、心臓の上に位置する僧帽筋(そうぼうきん)は底辺が下に向くよう位置しています。この僧帽筋は、よく肩が張るといって手を置くところの筋肉です。これが固い人は要注意。いざ脳の圧力が高くなった時は、この僧帽筋が働いて脳圧をドンと下げる働きをします。これも筋肉が心臓に向かって開いており、筋肉のポンプ作用がなせる業です。
 筋肉のポンプ作用ってすごい!!


*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。

院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

治療案内
ごあいさつ
スタッフ紹介
Q&A
初診の方へ
院内案内
アクセス・診療時間
ニュースレター

ニュースレター

鍼灸院ご案内はこちら

坂路鍼灸接骨院トップページ

アクセスカウンター
カラコン ブラウンアクセサリーアニメDVD通販旅とも