ニュースレター(16)[坂路接骨院]東岩槻駅徒歩5分

坂路接骨院

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ゆい通信016号

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ガンの早期発見が叫ばれていますが、乳ガンを例にとってもガン細胞ができてから成長して手に触れるまでになんと7年もかかっているそうです。体内では毎日健康な人で4000ものガン細胞が何らかの原因により生まれているようです。大変な数ですが、実はほとんどの細胞が体内で発見され無毒化されています。これぞまさに早期発見ですね。その立役者は白血球です。白血球はおおよそ60%の顆粒球と40%のリンパ球そしてマクロファージと呼ばれる免疫細胞で構成されています。それぞれの免疫細胞は独自の働きを持っています。マクロファージは司令塔の働きでいち早く体内の異物を発見し、他の免疫細胞に知らせます。細菌などの大きな異物は、マクロファージや顆粒球が丸呑みし、ウイルスや花粉、ガン細胞などサイズの小さい異物にはリンパ球が対処します。これらの免疫細胞が活発に働く状態を維持できれば、ガンにもかからないというわけです。

交感神経と副交感神経がバランスよく働いていれば、顆粒球やリンパ球の数のバランスが取れて何の問題もありませんが、どちらかに傾く時に問題が起きます。交感神経の緊張が続きますと、顆粒球が増えすぎ、正常な細胞をも攻撃し始めます。そしてリンパ球が減少するため、小さなウイルスやガン細胞などの処理能力が低下して免疫力が下がり、病気にかかりやすくなります。逆に副交感神経が優位になるとリンパ球が多くなり、異物に過剰に反応して花粉などによるアレルギー症状を起こしやすくなります。

現代日本人の多くは働きすぎで、いつも交感神経優位にあるといえます。病気への不安をいつも持ち歩いています。ではその対策ですが、前回は呼吸法について触れました。今回は福田・安保先生開発の「爪もみ」です。薬指を除く各指の爪の生え際をつまんで約10秒ずつもみましょう。親指は呼吸器やアトピー、人差し指は胃腸、中指は耳、小指は心臓などの循環器や腎・泌尿器に対応する神経線維が密集しています。特に気になる指は20秒もみましょう。でもやりすぎは禁物。1日2~3回を目安に行いましょう。強さは少し痛いと感じる程度です。刺激が弱いと効果が低いです。

何でもそうですが、飽きずにたゆまず行うと効果が出てきます。寒さに向う折大切な歩行も忘れずに励んでください。



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*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。

院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

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