運動靴について 
今回は「歩き」についてお話ししたいと思います。
皆さん時間の多少はありますが毎日歩いていると思います。その歩き自体が命をはぐぐんでいるんですね。歩くことにより特にふくらはぎの筋肉が収縮して下にあった血液が心臓に向って押し上げられ、血液の循環を保っています。出来れば30分を超えて歩くことを前回のニュースレターではお伝えしました。
今回はさらに具体的にどのように歩くかについてお話します。
毎日あるくにはそれなりの道具が必要です。まずは運動靴です。畑の中や土の道では、土自体がクッションとなり膝を痛めないため、極論すれば裸足でもよいのです。今の時代散歩するのにすべて土の道を選べません。コンクリートかアスファルトの道がほとんどです。そこで運動靴が必要となります。かかとにクッションとなる厚みがあり、膝への衝撃を和らげる靴を選びましょう。メーカーは出来れば日本製がベスト。日本人にあった木型を持っているからです。
甲高幅広(こうだかだんびろ)。つまり足の甲が高く幅広が特徴の日本人の足には「ナ○キ」や「○ーボック」は合いません。(あくまで私の意見です)。やはり「ミズ○」や「アシッ○ス」ですね(これも私の勝手な意見です)。ちなみに私は今は「ミズ○」を履いています。
それから出来れば靴を手に取って足先をかかとを持ち、力を加えてください。つま先が簡単に曲がる靴を選んでください。硬いものは歩きづらいです。
次に靴の履き方です。まず靴に足を入れ、靴ヒモを持ってかかとで床をトントンとたたいてください。かかとと靴をまず合わせます。そして靴ヒモを結び、足の甲と靴を密着します。靴はかかとと甲で足にぴたりとあわせるわけです。毎回靴ヒモを結ぶことです。面倒がらずにしますと大変歩きやすく疲れづらいです。
歩いて足に汗をかいたり、雨に濡れた時には新聞紙などを靴につめ、水気をとりましょう。乾燥をキープすることが靴を長持ちさせることの秘訣です。そして寒暖に気をつけて歩き始めましょう。暑さの夏は帽子、手ぬぐいを忘れずに。寒さの冬はマフラー、手袋をつけましょう。
一年を通して歩くことが大切です。どれほど健康増進に寄与するかわかりません。無理せず続けることが大切です。ではガンバって。
*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。
院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。