ニュースレター(28)[坂路接骨院]東岩槻駅徒歩5分

坂路接骨院

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ゆい通信016号

体幹筋(たいかんきん)を鍛える   似顔絵(孝夫).jpg

 今回は体幹筋を鍛えるというお話です。体幹筋というのは聴きなれない言葉かもしれません。身体の中心部、背骨に付着している筋肉で、身体を支える大切な働きをしています。インナーマッスルとか深部筋あるいはローカル筋とも言われています。
 ロンドンオリンピックでは我が国の水泳選手が好成績を収めました。その影に選手の体幹筋強化を指導された早稲田大学の金岡恒治先生のお働きがありました。体幹筋を鍛えることにより選手の体が硬い木のようになり推進力が増し、泳ぐスピードが上がりました。
 私たちにももちろん応用できます。体幹筋を鍛えることにより、まず転倒防止になります。転倒しますと、体重が一箇所にかかることにより骨折の危険性が大変高くなります。また、階段の昇り降りも思った以上にスイスイ安定して行うことができ、さらには日常生活の立ったりしゃがんだりの動作が楽になります。もちろん腰痛の予防にもなります。スクリーンショット 2013-12-09 17.12.42.png誠に願ったりかなったりのお話です。
 ではどのようにして鍛えるのかをお話しましょう。まず畳の上など安定したところで四つんばいになります。手と足は畳から垂直になるように位置します。この位置を「ハンドニー」といいます。「ハンド」が手、「ニー」が膝の意味です。この状態で下腹を一端引っ込めましょう。引っ込めたままで、次の動作を行います。まず右手を前方に上げ、左足を後方に上げます。手、身体、足がなるべく一直線になるように上げます。最初は十分あがらなくても結構です。その位置を10秒間保持してください。ハンドニー動作 2013-12-09 17.15.29.pngこの時、息は止めないことです。終わりましたら、また「ハンドニー」の姿勢戻ります。下腹をもう一度引っ込めてから、今度は左手と右足を上げて10秒間保持します。これで終了です。これを1セットとします。簡単ですね。初めは身体がぶるぶる震えて安定しないと思います。体幹筋が、自分の身体を支えるのにまだ十分強くなってない証拠です。このままでは転倒の危険があります。鍛えましょう。
 初めはできることから始めます。朝晩1セットをやってみましょう。慣れてきたら、2セット、3セットと増やしてください。決してあせらないで下さい。続けていれば必ず力がついてきます。継続は力です。



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*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。

院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

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