ニュースレター(31)[坂路接骨院]東岩槻駅徒歩5分

坂路接骨院

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ゆい通信016号

小食への方向転換 似顔絵(孝夫).jpg

 人は体外から食物を摂り、それを消化吸収し生命を維持してきました。それゆえ、物を食べないことに対してある種の恐怖感がいつもありました。死んでしまうのではないかという恐怖です。事実、多少肥満気味のこの私が、何らかのたくらみで、体重が70kgを割る減量に成功して60kg台に突入した途端、その途端にまた食べ始め70kg台に戻ろうとするのです。これを延々繰り返してきたように思います。
 テレビ・ラジオで活躍されている方の中に、一日一食の方が増え始めています。今までの私からすればこれは大変戸惑うことです。芸能人やコラムニストが実践しており、彼らの活動を見る限り、そこには食べない事への恐れは微塵も感じられないし、かえってバイタリティーあふれた仕事をしています。もしかしてこれは食べなくても大丈夫なのかな、と自分の今までの考えを変えるきっかけとなりました。
 昔から断食療法というのを耳にします。ある期間物を食べない事により健康を回復するものです。消化に必要なエネルギーはフルマラソン並み。断食をすればそのエネルギーが体の治癒に回せるわけですね。断食とはいかなくても、小食にすると確かに消化器系は元気になります。かなり昔の話ですが、東南アジアのある国に赴任した人の多くが、一時的に栄養失調に陥るというのです。いつもの食事に変わり、いも、トウモロコシなど炭水化物中心の食生活になります。高カロリーの食物ですと、胃腸の方は遊んでいても生きていくためのエネルギーは容易に吸収できますが、赴任地での食物からは十分に吸収できず、栄養失調になったわけです。でも3か月もたちますと、人間の体の対応力はさすがですね。胃腸がこれではいけないと活発になり、低カロリーの食物から生きていくためのエネルギーを十分に吸収できるようになるというのです。
 体を甘やかしてはなりません。断食とは言わずとも、一日一食とは言わずとも、小食を心がけることが、実は体の本来の力を引き出すことになるようです。具体的には自分の持っている免疫力を上げます。つまり、免疫細胞である白血球が増加し、リンパ球の働きが活発化します。また、お腹の周りの余分な脂肪分もきれいに分解吸収され、体内の毒素も体外へ排出されます。体が軽くなり、身のこなしも楽になり、血液の循環もよくなり、頭の回転もよくなります。何か良いことずくめですね。
 皆さんもぜひ小食の生活を心がけてみませんか。もちろん、歩くことは忘れないでください。歩くことは生活のベースですから



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*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。

院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

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