ニュースレター(39)[坂路接骨院]東岩槻駅徒歩5分

坂路接骨院

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ゆい通信016号

下肢の筋肉を鍛えよう 似顔絵(孝夫).jpg

「手術をした翌日から歩きなさい」と言われました。こんな話が良く聞かれるようになりました。術後は安静が第一というのは昔の話です。ご高齢の方は一日でも動かないで寝ていると、筋力が急速に落ちてしまい、病気の回復にマイナスになることがわかってきたからです。
 このことは私たちに日常の生活にも当てはまります。運動しないと筋力は急速に落ちます。基本的には一日一回30分を越えて歩行することが大切なことですが、さらに健康を志向する皆様に腰から下の筋肉のトレーニングをお勧めします。筋肉はトレーニングによって、ある負荷以上の力が筋肉にかかりますと、古い筋肉が壊れます。筋肉が壊れると脳は修復が必要と判断して、成長ホルモンを分泌します。このホルモンはご存知のように修復に使われます。壊れた筋肉が修復し再生する時に筋肉量や筋線維が増えて結果的には筋肉量や筋力が増加します。新しく作られた筋肉からは「マイオカシン」という老化防止・病気予防ホルモンが出ます。それゆえ、ご高齢になっても運動を続けている方はこのホルモンのおかげで本当に若く見えます。この「マイオカシン」は上半身の筋肉よりも下半身の筋肉からたくさん出るというのです。お尻やももやふくらはぎの筋肉ですね。ここが大切なところです。ゆい通信39号カット①.png

ゆい通信39号カット②.png
 そこで、下肢の筋肉のトレーニングを二つご紹介します。一つ目は太ももの筋肉です。まず足を肩幅の1、5倍に開き、両手は腰の位置に置きます。体を前かがみにならないようにまっすぐの姿勢で膝を90度近くまで曲げます。その姿勢を6秒間保持します。これが重要な所です。筋肉というのは、力を入れた状態で保持する(これを「等尺性運動」と言います)運動で筋肉が最も発達します。これを利用します。元に戻り、これを5回続けます。これだけです。膝を曲げる動作時に不安定の方は、椅子などにつかまって実施してください。二つ目はふくらはぎの筋トレです。肩幅に立ち、つま先立ちになります、これも6秒間保持します。これを5回行います。この時も不安定な方はテーブルや壁などを使い、倒れないようにして下さい。ぜひ試して下さい。






似顔絵(孝夫).jpg
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*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。この通信が一人一人を結びつけ、健康な毎日を送っていただく手助けになればと思い名付けました。

院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

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