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坂路接骨院

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ゆい通信016号

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生きること、それは動くこと 似顔絵(孝夫).jpg

 私たちが生きているということは必ず「動き」を伴います。人は、この世に生まれ出て動き始め、生涯動き続けて、最後は動きを止めて寿命を全うします。
 人間に関わらずすべての生きる物は、動きによって生きていることを証ししています。鯉の滝上りなど躍動感あふれる姿は良く絵の題材にされるほどです。その姿はまさに「生きている」そのものです。鮭も産卵のため急流をさかのぼります。川の流れに逆らってぐいぐい上っていきます。産卵を終えた鮭は流れに逆らえずに川の流れのままに流されていきます。このような鮭を「猫またぎ」と言います。猫も見向きもせずにまたいで行くからだそうです。生きている動きというのは、ある力に逆らい続ける、あるいは抵抗し続けると言い換えてもいいと思います。
 人間もある力に逆らって生き続けています。何の力でしょう。この世の悪でしょうか。権力でしょうか。それは世界の人、万人が共通に受けている力です。正解は地球の重力です。生まれてこの方、常に重力によって引っ張られる場に我々は置かれています。しかし誰一人意識していません。気が付かないだけです。人間が宇宙に飛び出し、宇宙空間に身を置いた時に、地球の重力の場から解放されたあの空中遊泳の姿を見て初めて、私たちは重力を理解したのではないでしょうか。
 人間の体は生きている間、この重力に対抗して生きています。ですから気を抜くと体は地球の中心に向かって引っ張られます。つまり立っていることができなくなって倒れてしまいます。そうならないように、体には抗重力筋という筋肉があり、その筋肉が重力に負けないように体を支え続けています。皆様に以前お勧めいたしました「ハンドニー」などの訓練は、まさに抗重力筋の一つである体幹筋の強化です。抗重力筋の最も大事な筋肉の一つが腓腹筋という筋肉です。いわゆる「ふくらはぎ」です。この筋肉は抗重力筋としての働きともう一つ大切な働きを兼ね備えています。そうです。ポンプとしての働きです。足先までめぐり下ってきた血液は、もう血圧はほとんどゼロになっていますから心臓まで戻る力はありません。そこでこのふくらはぎの筋肉がポンプとして働いて、血液を心臓の方に押し上げます。これによって体中の血液の循環が保たれています。本当に大切な働きをする筋肉です。この筋肉を鍛えるのが実は歩行であります。またかと思われる方も多いと思いますが、事実です。
 今年も各人自らの目標に向かって力強く歩むとともに、その支えである健康を維持するためにも、一日1回30分を超える歩行を重ね重ねお勧めいたします。 








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似顔絵(孝夫).jpg


*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。この通信が一人一人を結びつけ、健康な毎日を送っていただく手助けになればと思い名付けました。

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院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

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