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ゆい通信016号

風呂に入る意味 似顔絵(孝夫).jpg

 多くの人は風呂に入れば石鹸は使わなくてはならないと思っています。私もそう思っていました。今回は柿田秀明先生の本から風呂に入る意味について考えてみましょう。
 石鹸のお話の前に誰もが認める風呂に入る意味は大きく2つあると思います。まず第一に挙げられるのが体の汚れを落とすということです。特に外での仕事についている人は土やほこり、油などが体に付着します。現代では歩いているだけで、PM2.5などの有害化学物資やセシウムなどの放射能物質も体に付着する可能性があります。そして次にあげられるのが体を暖めるということです。しばらくの期間、私は湯船には入らずシャワーで済ましておりました。ところが自分の体温が結構低いことに気づき、今では必ず湯船につかるようにしています。すべての病気の源は血液の汚れであり、その汚れの原因は低体温と食べ過ぎにありますから、冷えの解消はとても大事です。入浴時間ですが「体が温まっており、風呂上がりに多量に発汗しない程度」が目安です。
 さてここで風呂での石鹸について。日本人が石鹸を使いだしたのはそんなに古いことではなく、100年くらい前からと言われています。風呂で石鹸を使うと、皮脂や角質、表面にいる常在菌を強引に洗い流してしまい、体にダメージを与えてしまうのです。皮膚には本来血液や体液が体外に流れ出ることを防いだり、ウイルスや細菌の侵入を防ぐ大切な働きがあります。皮脂や角質そして常在菌が失われるということは、皮膚本来の機能が大幅に低下することを意味します。体についた汚れやそこに住んでいる細菌をすべて排除しなければならないというのは間違いで、ある程度の共存は必要かと思います。
 テレビであのタモリさんの入浴法が紹介されていました。湯船に10分間つかり、そのあとタオルでなでるように体をこすれば、体の汚れの80%は落ち、体臭もしないとのことです。上記と共通する考えですね。歌手の福山雅治さんや女優の黒木瞳さんも実行しているとのことでした。
 シャンプーについても石鹸と同様に洗うことで毛穴から元気が漏れるため、体に対するダメージが大きくなります。朝シャンなどはもってのほか。夏はともかく冬の寒い朝のシャンプーは体を冷やし元気を減少させます。シャンプーも毎日せず、「頭が臭くならない程度」「頭がかゆくならない程度」の頻度でいいのではないでしょうか。
 石鹸の使用制限については、特に老齢者や体力の落ちている方が対象であります。若く元気のあふれた方は対象外と考えていいと思いますが、若い方もいずれこのようなことを考えねばならぬ時が来ますので、頭の片隅にしまっておいてください。
 参考文献 柿田秀明著「あなたも健康になれる」








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*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。この通信が一人一人を結びつけ、健康な毎日を送っていただく手助けになればと思い名付けました。

院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

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