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坂路接骨院

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ゆい通信016号

精神労働は元気を使う   似顔絵(孝夫).jpg

 現代人は昔の人に比べて神経を使うことが多いと思います。人間は自分の周りの変化に知る知らずの別なく反応し対応しています。現代人と昔の人を比べるとその差は歴然です。昔の人の多くは生まれてから死ぬまで同じ土地、同じ地域に暮らしていました。また、耳に入る音も自然な音が多く、臭いも、触れるものも目から入るものも体に優しいものでした。蛍光灯の代わりに今やLEDが使われ、テレビも大変色は綺麗になりましたが目には負担です。社会生活においても入社してすぐに海外転勤を命じられたり、海外とは言わなくとも、職種によっては短期間で転勤を余儀なくされる方々も多いようです。
 こう考えますと、現代人は大変な変化の中に生活しており、目、耳、鼻、さらには口から入るものも刺激が強く、食品にも添加物がたくさん入っており、多種多様な化学製品が使用されています。まことに現代人は昔の人と比べますと過酷ともいえる環境の中での生活を強いられているというのが現状です。
 身体に刺激があるもの、負担と感じるものは、その人の体から元気(正気)を消費します。パソコンも目で画面に映る字や絵を瞬時に見分け、キーボードやマウスで操作します。読書も同様に文字を認識するため目を酷使します。内容を深くつかむため脳はまさにフル回転し、たくさんの正気を使います。長時間の会話も注意が必要です。テレビの討論番組を見ていると信じられないスピードで言葉のやり取りがあります。もちろん正気が充実している人にとっては特別かまわないことですが、それにしても出演者の会話のやり取りの速さには驚いてしまいます。会話は相手の話を聞き、それを素早く理解してその応答の言葉を考え、即発するのですから脳はまさにフル回転です。話す内容のみならず、会話の際には相手の微妙な目の動きや表情の変化をも捉えていくのですから大変な元気を使うことになりますね。
 昔から「元気の無駄使いをなくすことが養生である」との言葉のごとく、何とか元気(正気)の無駄使いをなくすことが肝要です。ではどうすればよいか。その一つの方法が瞑想です。意識して脳を休めるのが瞑想です。瞑想の一つのやり方として呼吸を意識して行う方法です。楽な姿勢で椅子に座り、目を閉じます。呼吸に意識を集中します。腹式呼吸です。まず口から吐きます。ゆっくり吐きます。吐き終わったらゆっくり今度は鼻から吸いましょう。これを繰り返します。吐く時間の方を長くとります。最初は5分から始め、時間を伸ばしていきましょう。行う時間はいつでもいいと思いますが、就寝前でもいいでしょう。一日を瞑想で締めくくり、明日への英気を養ってください。




似顔絵(孝夫).jpg

似顔絵(則子).jpg似顔絵(とも恵).jpg


*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。この通信が一人一人を結びつけ、健康な毎日を送っていただく手助けになればと思い名付けました。

院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

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