ニュースレター(53)[坂路接骨院]東岩槻駅徒歩5分

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ゆい通信016号

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最近の自動車について思う       似顔絵(孝夫).jpg

 最近の車には驚くべき変化があります。大手自動車メーカーは競って車の安全性をアピールしだしました。このこと自体は大変結構なことです。柔道整復師養成校の母校には11年間教鞭をとるため車で通いました。1年間に1~2回はノロノロ運転時にうっかりして前の車に追突しそうになったことがありました。ひやりとします。日本ではちょこっとぶつけても大変な修理費がかかりますからね。それに輪をかけて、最近は自分自身の注意力の低下を自覚し始めています。このような者にもってこいの車が続々出始めていることは心強い限りです。新しい車にはほとんど運転を補助する安全装置が付き始めました。たとえば前の車に衝突するのを回避したり、あるいは自動的にブレーキを掛けたりします。さらに車が車線から逸脱しようとすると、警告を鳴らして注意を喚起するのみならず、ハンドルを自動的に動かして車線の真ん中に戻したりします。居眠り運転の兆候である蛇行運転が始まると、警告を鳴らして注意したりもするものです。
 これらの技術は将来の自動運転につながるものです。2020年には大手のメーカーからは高速道路運転に限ってではありますが、自動運転可能な車を販売するそうです。まさに技術の進歩はすさまじいですね。この自動運転を可能にするための最初の関門は「認識」です。メーカーによりその方式は異なります。トヨタやホンダはミリ波レーダーと単眼カメラにより、スバルは複眼カメラのみで周りの情報を取ります。ミリ波レーダーは雨や霧などに左右されない代わりに、映っている物が人だか自転車なのかの判別が弱いようです。複眼レンズは雨やの霧の中では識別力が落ちるようですが、対象物の識別や対象物と車との距離を正確に把握できるようです。いずれにしましてもありがたいことです。
 ただ、あまりにも人の五感にとって代わるものが出過ぎて、それに頼りすぎて人間が持って生まれた感覚が低下してはまずいとは思うのです。時には自分一人で判断しなければならない場合があります。目の前にある食べ物が食べられるか食べられないのか。つまり腐っていないかを調べるのは、五感による方法が確実で正確です。においを嗅ぎ、あるいはちょっと舌で味見することにより、特に多くのお母さんは正しく判別し、家族を守ってきました。賞味期限や消費期限の表示に頼ることなく、自分の感覚を大切にしなければなりません。技術の進歩発展は素晴らしいものですが、人間そのものが退化するのは避けなければならないと思います。



*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。この通信が一人一人を結びつけ、健康な毎日を送っていただく手助けになればと思い名付けました。

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院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

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